アトピーと食物アレルギー

今回は東京医科大でアレルギーを専門に研究されてこられた先生が講師で、 現在神戸で小児科を開業されていらっしゃるそうです。 食事の内容を毎日克明に記録し、5〜6日ごとに食事のローテーションをくむという 『回転食』の考え方を説いていらっしゃいました。 たとえば卵を食べたら5日ぐらい間をあけることによってその人にとって卵が アレルギーの原因になるかということを見極めることができるというものです。 一度アレルゲンを見極めてしまえば、あとはステロイドを使用して治療して しまうとおっしゃっていました。 しかし一方で、ちょっと前までは5大アレルゲン(卵、牛乳、大豆、小麦、米) に気をつけるだけで症状が改善されたが最近はそれだけで治すことがむずかしく なってきたともおっしゃっていらっしゃいました。 明石病院の治療例(アルカリイオン水の飲用と強酸性水塗布)を引き合いに出して、 『わらにすがるものにわらを売る商法』と批判されていらっしゃいました。 いわく『水でアトピーが治ることはありえない。仮に治ったとしても100人に 1人ぐらいでそれを本に書いて騒いでいるだけだ。水でアトピーが治るならなぜ 自分がこれほど苦労しているのでしょうか?』 という論法でしたが、医者の本音を聞いた気がします。 おそらくこの先生の場合、自分がこれまでやってきた方法しか認めることができず、 本当に水でアトピーが治ってしまうのは自己崩壊を意味するのではないでしょうか。 多くの先生方がもっと柔軟な頭でいろんな考え方を受け入れることができれば アトピーに悩む人はずっと少なくなっているでしょうに。 この先生の場合も、病院の経営は借金ばかりで苦しいと言っていました。 講習に来る前のほんの5時間ぐらいの間に70人もの患者を診てきたそうです。 そんなんで本当にアトピー治せるのでしょうかね?